「ホステル」の名を冠するタイトルに惹かれて観た作品。
期待したのは派手なスプラッターシーンでワーキャー言いながら楽しむことだったんですが・・・。
ホステル3に続いて裏切られたとだけ言っときますか。
作品は2019年公開。
監督:ヴィクトル・ガルシア 出演:クレア・フォーラニ、ジェイク・アベル、タイタス・ウェリヴァー
ホステルネクスト・レベルの超ざっくりあらすじ
不倫相手のエベレットが予約したホテルにチェックインしたホリー。
部屋にはメッセージとともにアイマスクや下着、手枷などが用意されており、非日常の演出に期待感を高めるが、待っていたのは恐ろしい仕打ち。
実は非日常の演出をしたのはエベレットではなくホリーの夫であるラッセル。
ラッセルはホリーへの電話で、不倫の事実は把握していて、相手のエベレットは他にも相手がいることや、関係を持った女性が次々と姿を消していることを話し、危険な男だからすぐに逃げるように忠告する。
エベレットに対しては、彼の家族を人質にして、ホリーを部屋から出さないように命令する。
互いに不信に陥るエベレットとホリー。
エベレットはラッセルの命令に従わなかった罰として、エベレットの妻の切断された指が部屋の前に届けられた。
ホステルネクスト・レベルの感想 ここが良い!見どころなど
ホリーとエベレットそれぞれに互いに疑いが生じるように、ラッセルが巧みに2人を操ろうとしているが、実は・・・。
結末までの展開を観て「意外!」「やられた!」って思う人もいるかもしれません。
超マイルドなホラーサスペンスって感じです。
この作品の見どころを探すのは個人的には難しいと思うんですが、制作費について想像するのは面白いかも。なにせ特殊なメイクが必要そうな描写も無さそうだし、エキストラもメインで登場する人物も最小限。撮影場所も限られるので、超省エネ撮影のローコスト映画なんじゃないかと思うんです。どなたか査定してみてはどうでしょう。
ホステルネクスト・レベルの感想 ここが良くない!がっかりポイントなど
ホステルの正当な続編というわけではないので、ホステルの醍醐味に期待してはいけないのかもしれませんが、そのつもりで観るとエリートハンティングや金持ちの残虐な道楽ってテーマとはかけ離れていてがっかりです。
登場人物が少ないのもあり、中盤あたりで結末に向けての展開も読めてしまい、興醒めしちゃったのはこの僕です。
拷問やスプラッターで目を覆いたくなる場面もなく、ほぼホテルの一室でのシーンで完結するので、抑揚のない映像をただ観せられて終わった感じがしました。
ホステルネクスト・レベルを無料で観るには
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ホステルネクスト・レベルまとめ
1時間23分の作品でしたが、大きな山場もなく残り10分くらいで「まさかこのまま終わらないよな・・・」「ここから展開するんだよな・・・」とハラハラしながら観てましたが、そのまま終わってしまいました(涙)
「ホステル」の名を冠しているので期待してたのにな。
後から調べたらこの作品の「ホステル」は邦題で付けられたもので、原題は「an after to die for」だそうな。ホステル全く関係ねぇ!
本家とは全く別物として割り切って観ることをおすすめします。